聖路加病院長・福井氏「『医療の質』の議論が二の次で危惧」

2018年7月16日 日経メディカル Online

 聖路加国際病院院長の福井次矢氏は、米国では睡眠不足のレジデントが起こした医療事故を契機に「医師の労働時間規制」が議論されたのに対し、日本では医師の自殺を契機に議論が進められているという特徴があることを指摘。「患者さんに提供する『医療の質』の議論が二の次にされている印象があり、労働時間の議論が先行してしまっている。時間の論議だけが進むと、目の前の患者が苦しんでいるにもかかわらず、現場を立ち去る医師が出てくるのではないかと危惧している」と話した。6月28日、29日に石川県金沢市で開催された第68回日本病院学会の「医師の「働き方改革」はどうあるべきか」をテーマにしたシンポジウムで発表した。

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