ライフスタイル

”超アナログ”に祈りすら感じる工芸作家展

2020年8月15日 日経メディカル Online ライフスタイル

 「工芸」って何を指すのだろう? と疑問に思ったことはないだろうか。 武蔵野美術大学教授で、「和巧絶佳展」の監修者を務める木田卓也氏は、「明治維新後、西洋の文化の影響を受けて、日本で『美術』という概念が受容され、西洋的な意味での『美術』に当てはまらない『美的価値をそなえた実用品』が『美術工芸』と呼ばれるようになり、そこから『美術』との相対的な関係において『工芸』というジャンルが形成されてきた」と説明する。 すごくかいつまんで言ってしまうと、「日々の生活で使用しない美的価値のあるもの」=「美術」、「日々の生活で使用する美的価値のあるもの」=「工芸」ということのようだ。

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肥後の細川家が庇護した能楽の世界を堪能する

2020年8月1日 日経メディカル Online ライフスタイル

 今年は夏のお祭りも中止が多いようで、残念だ。祭りといえば屋台だが、屋台で必ず売られているものに一つに面がある。面は縄文時代の土偶にも使われていたほどに古い歴史があるが、その完成形の一つが能面だと個人的に思っている。ちなみに、屋台で売られている面は「めん」、能面の面は「おもて」と読む。 「おもて」と呼ばれながらも、能面は人のおもて側だけでなく、内側をも余すところなく映し出す。特に、中年以降の面では、皺の刻まれ方の違いで、その人生や性格を推測できそうだ。人生の中で、長年、何を想い、どんな表情をしてきたかを顔は記憶し、年を取ればとるほど、内面の想いがしわの一本一本に重く反映されてくる。

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マイナポイントの申請は面倒くさい!?

2020年7月10日 日経メディカル Online ライフスタイル

 クレジットカードやスマホ決済などで最大5%ポイント還元を受けられる「キャッシュレス・ポイント還元事業」は2020年6月末で終了しました。私も多分、数万円もの還元を受けたと思うので、本当にありがたい還元事業でした(参考記事:このキャッシュレス時代、それでも現金を使う?)。 そもそもこれは、消費税率が10%に引き上げられたタイミングで、キャッシュレス決済を推進するために行われた事業でした。新型コロナウイルスのせいで消費が冷え込んでいるので、還元事業の後半は決して成功とはいえなさそうですが、それでもこの事業は予定通りに終わってしまいました。

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総括・2020医学部入試◎強まる現役有利の傾向

2020年7月8日 日経メディカル Online ライフスタイル

今年3月まで実施された2020年医学部入試の大学別偏差値、倍率などのデータが出揃い、全容が明らかになった。各大学の試験方式の見直しなどは受験動向にどのような変化をもたらしたのか、大学入試改革や入学定員減の影響は──。医学部受験に詳しい学校法人河合塾・麹町校の神本優校舎長に話を聞いた。

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ふるさと納税ブームがさらに来ている!?

2020年6月26日 日経メディカル Online ライフスタイル

 まず、「ふるさと納税って何?」という方は私の以前のコラムをお読みください!【参考記事】○「ふるさと納税」をやらない理由が分からない○予算は30万円。ふるさと納税をやってみよう この過去のコラム、日経メディカルオンラインのトップページに定期的に流してもいいくらい、医師におすすめの仕組みなので、編集長、ぜひ検討をお願いします!(笑) さて、私は院内では“金の亡者”的な位置付けなのですが(それはそれでつらい)、最近立て続けに4人から「ふるさと納税ってどうやってやるんですか?」と相談されました。

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出産後の復職を見据えた職場探しのポイントは?

2020年6月10日 日経メディカル Online ライフスタイル

今回、ご相談くださったCさんは、結婚を機に、少し仕事から離れていた助産師さんでした。結婚式や新居への引っ越しが終わり、そろそろ復職をしたいと考えていたCさん。しかし、今後のことを考えると、復職していいのか悩んでいるというのです。「今はまだ予定はないんですが、いつかは子どもが欲しいって思っているんです」。ご自身で、復職支援のある病院のホームページなどを探してみたそうですが、育児中の方に向けた内容が多く、Cさんのように復職後にいつ妊娠するか分からない場合はどうなのか、というのがよく分からなかったというのです。

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出産後の復職を見据えた職場探しのポイントは?

2020年6月10日 日経メディカル Online ライフスタイル

今回、ご相談くださったCさんは、結婚を機に、少し仕事から離れていた助産師さんでした。結婚式や新居への引っ越しが終わり、そろそろ復職をしたいと考えていたCさん。しかし、今後のことを考えると、復職していいのか悩んでいるというのです。「今はまだ予定はないんですが、いつかは子どもが欲しいって思っているんです」。ご自身で、復職支援のある病院のホームページなどを探してみたそうですが、育児中の方に向けた内容が多く、Cさんのように復職後にいつ妊娠するか分からない場合はどうなのか、というのがよく分からなかったというのです。

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人生を変える「レアな求人」の縁結び

2020年5月27日 日経メディカル Online ライフスタイル

キャリアアドバイザーとして色々な方のご希望をお伺いしていると、時々、レアな求人を探されている方がいらっしゃいます。そういうご希望をお持ちの方は思いやこだわりがあって、ご自分でも色々探され、それでも見つからなくてご相談のお電話をいただいているということが多いようです。「他の就職支援サービスでは、『そんな求人はない』って言われたんです」。強い口調でお電話をかけてこられたGさんも、そんなレアなケースの求人を探している方でした。

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不景気の今だからこそ株式投資に目を

2020年5月15日 日経メディカル Online ライフスタイル

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のアウトブレイクにより、中国をはじめとした海外からのサプライチェーン(製品の原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの全体の一連の流れ)が分断され、諸外国とともに日本も経済が一気に低迷しました。4月1日に発表された日銀の全国企業短期経済観測調査(3月)で、業況判断指数(DI)は7年ぶりのマイナスに転落。4月30日に発表された内閣府の消費動向調査では、消費者態度指数が3月とくらべて9.3ポイントダウンの21.6で「急速に悪化している」という表現が使われています。

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新型コロナウイルスがマーケットに襲来!

2020年5月8日 日経メディカル Online ライフスタイル

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中をパニックに陥れたことは記憶に新しいですが、実は株式市場などの金融マーケットは未曽有の事態に陥りました。 私も5.5億円ほどのリスク資産を運用していたのですが、実は今回のショックで1億円ほどを失うことになりました。含み益は絵に描いた餅のようなもので、そこまで気にしていないと言いたいところですが、精神的にも結構ショックでした。私の尊敬する個人投資家の人たちも20~30%やられているので、私も平均的にフルボッコにされたといった感じです。

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パチンコと宝くじが大好きな医師

2020年4月10日 日経メディカル Online ライフスタイル

 国内に約900万人いるといわれるパチンコ・スロットプレイヤー。このほとんどは、損をしています。この900万人、過去のデータからパチンコに年平均30回以上行っていることが分かっており、遊技機メーカーやパチンコホールにとっては、お金を運んで来てくれる存在です。

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ナースマンの転職で「親子面談」をした理由

2020年2月14日 日経メディカル Online ライフスタイル

39歳のAさんは、シングルファーザーになったことを機に、「手に職を」という思いで准看護師の資格を習得された男性看護師です。長期入院患者が多い精神病棟に勤務して3年。30代後半で、新人。女性の多い職場で、経験の無い世界で、Aさんはただ必死に仕事を覚えながら、子どもの面倒も見てきました。

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ネットワークビジネスにはまり込んだ医師

2020年2月14日 日経メディカル Online ライフスタイル

 最近、「ネットワークビジネス」について耳にすることが増えました。いわゆる「マルチ商法」のことです。「ねずみ講」とどう違うのか答えられない人もいると思うので、まずは用語の整理をしましょう。 ねずみ講とは、「儲かるビジネスがありますよ~」と他人を勧誘して高額の会員費を請求します。例えば、知人を勧誘すると、その知人の会員費の半分が自分に、もう半分が自分を勧誘した「上の会員」に分配されます。これにより、商品を扱わずして無限にお金が上に吸い上げられる“打ち出の小づち”ができるわけです。当然ながら、こういった「ねずみ講」は法的に規制されています。

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米国で人気急上昇、避妊器具の「IUD」とは?

2020年2月12日 日経メディカル Online ライフスタイル

 日本の友人に避妊について相談された。米国では、長期の避妊のため、ピル以外のオプションの人気が高まりつつある。 ここ10年ほどでとみに普及したのが、避妊器具の「IUD(intrauterine device)」だろう。これは、膣の中に入れて放置するだけの避妊器具で、銅でできた「商品名Paragard」というIUDは12年間ごと、「ミレーナ」など黄体ホルモン(プロゲステロン)が入っているプラスチック製のIUDは製品により3~5年間ごとに入れ替えることが推奨されている。

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その和文総説、原稿料は適正ですか?

2020年1月24日 日経メディカル Online ライフスタイル

 医師の皆さんなら一度は経験したことがあるでしょう。出版社から届く原稿執筆に関する「諾否」のハガキ……。ヒドイものでは、まだファクスで返信を依頼されたりします。いやいや、ファクスってもうほとんど誰も使ってませんやん! デジタル化の波がなかなか押し寄せないのが、出版業界です。

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ネットショップの“割引セール”にご用心

2020年1月10日 日経メディカル Online ライフスタイル

 私のコラムを読んでくださっているおカネに興味のある人の中には、Amazonや楽天などのネットショップを活用している人も多いと思います。これらの2サイトを名指しするわけではありませんが、大手・中小問わず、どこのネットショップでもよく見かける「○%引きセール」には注意が必要です。 いつだったか、自分のパソコンで使っているワイヤレスイヤホンが壊れたので、色々なセール品を眺めていたところ、80%割引という商品を見かけました。そのイヤホン、セール価格は5000円台で、「参考価格」として約2万8000円と記載されていました。3万円ぐらいするイヤホンが5000円台なんて! ウヒョー!

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医師がマイホームを買うなら今!?

2019年12月13日 日経メディカル Online ライフスタイル

 皆さん、贈与税ってご存知ですか? 似たものとして相続税の方が有名ですが、これは人が亡くなったときに財産を他の人に移す際に発生する税金です。これは国にとって大きな財源です。相続税からのがれるためには死ぬ前に財産を贈与するしかありませんが、その逃げ道を塞ぐかのように贈与税がかかる仕組みになっています。直系尊属から20歳以上の子、孫などに贈与した場合(特例税率)、基礎控除後の贈与額が200万円以下で10%、4500万円超なら55%という高い税率が課せられています。

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診察室で話したくなる「高額療養費制度」

2019年11月22日 日経メディカル Online ライフスタイル

 抗体医薬が関節リウマチに使われるようになって10年以上が経ちましたが、今では喘息や乾癬などでも用いられるようになっています。また、抗癌剤も分子標的薬のようにものすごい単価の薬が登場していることからも、1患者当たりにかかる医療費はどんどん増えているのが現状です。

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商品を定価で買うのは“負け”と思うべし

2019年11月8日 日経メディカル Online ライフスタイル

 令和の時代、節税や投資が重要であることは、コラムを通して何度も皆さんにお伝えしてきました。 しかし、以前のコラム(「まさか新幹線の切符を定価で買ってませんよね?」)で書いたように、商品を定価あるいはそれ以上の値段で買うことは、私は投資家として“負け”を意味すると思っています。家計の支出を抑えないと、貯蓄は増えません。

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医師の究極の節税法は法人設立、だけど…

2019年10月25日 日経メディカル Online ライフスタイル

 年収(額面)が2000万円の勤務医は、2000万円から所得控除などを差し引いた額の約50%が所得税、住民税、復興特別所得税として徴収されます。えげつない税率です! 私が累進課税を嫌う原因はココにあります。頑張って働いて稼いだ人ほど、税金がむしり取られるという、クソみた……じゃなかった、ツライ仕組み!

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あなたの知らないゴッホ

2019年10月21日 日経メディカル Online ライフスタイル

 鮮やかな色彩、うねるようなタッチ。画家になる決意をしてから、わずか10年のファン・ゴッホの画業。代表作『糸杉』をはじめ、数々の名作が見られる2019年。その軌跡をたどろう。

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選択肢が広がる生理用品――月経ディスクの場合

2019年10月16日 日経メディカル Online ライフスタイル

 ここ5年ほどで、月経カップ(関連記事)、生理用品を併用しなくていいショーツ(関連記事)などが一気に普及し、女性にとって生理の時の選択肢が増えたことについて書いてきた。これらに加えて、選択肢の1つである「月経ディスク」は、月経カップほどは一般的ではないものの、一部の友達の間では根強い人気を誇っている。

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消費税10%時代こそタクシーに5%OFFで乗ろう

2019年10月11日 日経メディカル Online ライフスタイル

 ついに、ついに、ついにやってきました、消費税10%。8%に引き上げられたのは2014年ですから、5年ぶりの増税になります。分かっちゃいるけどツライぜ! バリュー投資家たるもの、お金を増やすことに力を入れていますが、同時にお金を減らさないのも大事だと思っています。

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人生100年時代、看護師として何歳まで働く?

2019年10月2日 日経メディカル Online ライフスタイル

今や人生は100年時代といわれ、働き方についても従来の定年制を撤廃する動きが出てきている。年金受給年齢を引き上げるという話もあり、ライフキャリアについて再検討している人も多いのではないだろうか。Aナーシングでは看護職会員を対象に、人生100年時代のライフキャリアに関する調査を実施。まず、「100年ライフを自分らしく生きるために、あなたは何歳まで看護師として働きたいと思いますか」という質問について、「50歳未満」から「80歳以上」までの7つの選択肢から最も自分の考えに近いものを選んでもらった。

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年寄り医師が投資を始めるべきでない3つの理由

2019年9月27日 日経メディカル Online ライフスタイル

 タイトルでイラっとされた方がいたらすいません。しかし、こんな若造のコラムタイトルでイラっとするくらいなら、投資なんてやめておいた方がいいと思います。

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バスキアの描く頭部が「ドクロ」や「仮面」に似ている理由

2019年9月14日 日経メディカル Online ライフスタイル

「アンディ・ウォーホルに認められた黒人アーティスト」「夭折した若い天才」「株式会社ZOZOの前澤友作氏が『Untitled』を約123億円で落札」……。生前も没後も、時代を駆け抜けたセレブリティとしてのニュースに事欠かないジャン=ミシェル・バスキア。9月には日本で130点もの作品を一堂に集めた大規模展が開催される。

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病院が資産運用してはいけないの?

2019年9月13日 日経メディカル Online ライフスタイル

 資金が潤沢にある病院は、銀行に現金を置いておくだけではもったいない状況にあります。多くの病院が赤字経営ですし、黒字であっても借金して設備投資を行っている病院が多いので、こうした悩みを持っているところは少ないでしょうけど。

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男性社員も育休を取りたい

2019年9月4日 日経メディカル Online ライフスタイル

中規模薬局に勤務しています。女性社員はほぼ100%育児休暇を取得していますが、男性社員は、育児目的で有給休暇を数日消化している程度です。妻が妊娠したので、私は育休をしっかり取得したいのですが、一般的ではないのでしょうか。(30代、男性)

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生理中“これだけでいい”ショーツの起こした革命

2019年9月2日 日経メディカル Online ライフスタイル

 米国では日本とは逆に、周りを見回すとナプキンを使っている人は少数派で、タンポンだけで切り盛りしている友人が多い。「やばい、生理始まっちゃった、誰か持ってない?」と言う友人に、自分のナプキンを差し出して断られたことが何十回あったことか! そんな背景があるからこそ、月経カップにも抵抗が少なかったのだろうか。前回は、今次々と登場している月経カップについて紹介した。今回は、月経カップやタンポンと併せて使うのにとても便利な、「それだけでいい」生理用ショーツを紹介したい。

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円山応挙は京都日本画界の”ユニクロの社長”?

2019年7月27日 日経メディカル Online ライフスタイル

 昨今人気の高い“奇想の系譜”の画家たちの絵には、度肝を抜かれたという人も多いだろう。一方、円山応挙の絵は、「ふーん、きれいな絵だな」「日本画らしいな」で終わらせてしま…

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医師は、子どもに英才教育を施すべきか

2019年7月26日 日経メディカル Online ライフスタイル

 私には6歳と4歳の男の子がいるのですが、幼児教室、英語教室など教育熱がハンパない環境に置かれています。いや、ウチの家がどうこうではなく、周囲の熱量がスゴイんです。そういうママ友集団に属しているというバイアスもありますが、昔に比べると、この教育熱はとんでもなく高いと思っています。

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“億ション”を買い、すぐギブアップした研修医

2019年7月12日 日経メディカル Online ライフスタイル

 ある後期研修医の話。彼が分譲マンションを買ったというウワサが院内に流れてきました。私は、そのマンションの値段を聞いて驚きました。……何と、1億円だったのです! 地方都市や田舎では、それなりの広さの分譲マンションでも3000万円台で手に入りますが、都市部ともなると「この広さで1億円かよ」とがっかりする物件がチラホラあります。

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ぶっちゃけ、いまいちなジュニアNISA

2019年6月28日 日経メディカル Online ライフスタイル

 ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)とは、2016年に始まった制度で、現行のNISAやつみたてNISAとは異なり、未成年の子どもの代わりに親が金融商品を運用する一風変わった仕組みです。

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自分が運転するのは80歳まで

2019年6月24日 日経メディカル Online ライフスタイル

 日経メディカルOnlineでは6月3~9日に、医師会員を対象に「いつまで運転しますか」と題したアンケート調査を行い、4695人から回答が寄せられた。うち運転の経験があるのは4513人(20代166人、30代690人、40代1065人、50代1529人、60代913人、70代125人、80歳以上27人)だった。

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消費税増税に向けて政府が残した「抜け道」

2019年6月14日 日経メディカル Online ライフスタイル

 2019年4月、自民党幹事長代行の萩生田光一氏が、「消費税増税の延期があり得る」という発言をして、波紋が広がりました。私もビックリしましたよ。しかし、参院選の公約を固めなくてはならないこの時期まで何も動きがないことを踏まえれば、基本的に増税見送りになる公算は低いと考えています。このまま、2019年10月に増税されるのでしょう。

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線香と花と空想科学読本と

2019年6月14日 日経メディカル Online ライフスタイル

 先日、友人に料理教室に誘われた。料理教室なのだからエプロンを持っていかなければ、とタンスの奥の方を探したが、見つからない。以前はここにエプロンをしまっていたはずだが、幾度とない引っ越しとそれに伴う断捨離を繰り返しているうちになくしてしまったようだ。物にはあまり愛着がなく、物を捨てられなくて困るなんてことはない私だが、そのエプロンを大切にとっておかなかったことに関しては強烈に後悔した。あのエプロンはなくしてはいけなかった。それは、小学校の家庭科の授業で作ったエプロンだった。二十歳で亡くなった同級生が、縫うのを手伝ってくれたエプロンだ。

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岸田劉生が愛娘に託した「卑近美」とは?

2019年6月8日 日経メディカル Online ライフスタイル

 岸田劉生と聞いて誰もが思い浮かべるのは、一連の「麗子像」だろう。時にグロテスクにも見えるその表現から、彼が追求した美の本質が垣間見える。

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家計にとって子どもは「負債」なのか

2019年5月24日 日経メディカル Online ライフスタイル

 個人投資家の間で、よく議論される命題があります。それは、「子どもは負債かどうか」というものです。どうでしょう。一度考えてみましょう。ちなみに、私は医師としてのキャリアよりも、お金よりも、世の中の全ての物事よりも、自分の子どもを愛しているので、子どものことを負債などと思ったことは一度もありません。しかしそれは、精神的な観点からの意見であって、今回お話しするのはあくまでおカネの観点からです。

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私の「医のふるさと」

2019年5月15日 日経メディカル Online ライフスタイル

 「アサヤマさんは、哲学病だよね」 眉毛を半分剃って、紺色のパーカーを着ていた女子高生が私にそう言った。

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研修医たちよ、医学書をいきなり買いあさるな!

2019年5月10日 日経メディカル Online ライフスタイル

 8年近く前の記事になりますが、日経メディカルの姉妹サイト『Cadetto.jp』が行った40歳以下の医師836人に対するアンケートで、医師会員に最近1年間に買った参考書の数を尋ねたところ、初期研修医の買った本の冊数が圧倒的に多いことが分かりました(図1)。4分の1が21冊以上買っているなんて……、いや、ほんと圧倒的です。 研修医の頃って一般的に何でもかんでも買い過ぎです。新生活のための家電や家具は分かります。必要なものですから。でも、医学書ってそんなホイホイ買っていいものでしょうか?

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富裕層がさらに富んでいく世の仕組みとは

2019年4月26日 日経メディカル Online ライフスタイル

 突然ですが、表1をご覧ください。皆さんは、どの層に属していますか? 「うるせぇな、マス層だよ!」という人もいれば、「富裕層ですが何か?」という人もいるでしょう。さて、皆さんは寝転んでいるだけで大量のお金が入ってくる仕組みがあることをご存知でしょうか。医師としてバリバリ働いていても、医師をリタイアしても、何をしても自動的にお金が入ってくるシステムがあるんです。

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モネ、幻の”睡蓮”60年ぶりのお目見え

2019年4月13日 日経メディカル Online ライフスタイル

 パリ・ルーヴル美術館で、ドラム缶ほどの太さに巻かれたその絵を目にしたとき、大きさに圧倒されると同時に、「『よくぞ、見つかってくれた』と、思わずつぶやきました」とは、作…

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悲観一色のクリスマスに投資した1億円

2019年4月12日 日経メディカル Online ライフスタイル

 2018年12月25日、個人投資家を襲った悪魔のクリスマス。日経平均株価は前営業日から1010円安と一気に下げ、終値が2万円を割ってしまったのです。この暴落には様々な理由が取り沙汰されていますが、これといった決め手はありませんでした。マーケットでは「リーマンショックの再来か」と恐怖におののく人たちが多かったですが、こういうとき私は妻にいつもこう尋ねます。

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密教の世界観を表現した空海の立体曼荼羅

2019年3月29日 日経メディカル Online ライフスタイル

 宗教家にして“平安日本のスーパーマン”、空海の構想による至宝の仏像群が、史上最大規模で東京にやって来る!

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年明けの相場でいい加減気付け! FXは危ない!

2019年3月22日 日経メディカル Online ライフスタイル

 FXとは、外国為替証拠金取引のことで、簡単にいえば為替でトレードをすることを意味します。1ドル100円のときに1万円で100ドルを買って、1ドル110円になったとき100ドルを1万1000円で売れば1000円の儲けが出る、そういう類のものです。すごくザックリと書いていますので、実際はもっと複雑です。

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「転勤があるから持ち家より賃貸」は少数派

2019年3月21日 日経メディカル Online ライフスタイル

医療には様々な疑問が山積している。医学的な判断はもちろん、より良い医療を提供するための制度・仕組み、医師本人のキャリアプランなど。しかしこうした疑問には正解がないのが普通だ。だからPros Cons。他の医師はどう考えているのか? 自分にない考え方を知り、新しい視点を持つことで、明日からの医療はもっと良くなるに違いない。

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20世紀建築の巨匠が画家として描いた代表作

2019年3月16日 日経メディカル Online ライフスタイル

 20世紀建築の巨匠、ル・コルビュジエ。その名はペンネームで、画家として活動するときには、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレという本名を使っていた。1918年末~25年にジャンヌレ…

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このキャッシュレス時代、それでも現金を使う?

2019年3月8日 日経メディカル Online ライフスタイル

 私は、この2~3カ月、現金を使った記憶がほとんどありません。そのくらい、キャッシュレス決済とクレジットカードで済ませてしまっているのです。医師のあこがれ? 『ブラックカード』の魅力でも書きましたが、現金で支払いをしている人は完全に時代遅れです。繰り返します、時代遅れです。現金主義の医師なら、恐らく年間で何万円~何十万円も損をしているはずです。

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院内に1人はいる“確定申告漏れ”

2019年2月22日 日経メディカル Online ライフスタイル

 勤務医の皆さんは、「確定申告なんて必要ないぜー」と思っている人が多いと思います。実際、職場の年末調整だけで確定申告をしたことがない人の方が多いかもしれません。しかし、職場に年に1人くらい必ずいるのが「確定申告漏れ」の人。ウチの病院にも毎年誰かしら申告漏れの人のうわさを聞きます。

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ジョーンズの美女は木に姿を変えて男を待つ

2019年2月16日 日経メディカル Online ライフスタイル

 19世紀末、ヨーロッパに広がった象徴主義。神秘的な夢や神話の世界を描いて自己の内面を表現した彼らの怖くも魅力的な美女たちも来日する。

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