医薬品

メトホルミンからNDMA検出、一部を自主回収

2020年9月17日 日経メディカル Online 医薬品

 東和薬品(大阪府門真市)と日医工(富山市)は2020年9月16日、メトホルミン塩酸塩錠500mgMTの一部を自主回収するとそれぞれ発表した。重篤な健康被害または死亡の原因となり得る「クラスI」の回収。回収の対象となっているのは、メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「トーワ」のうち、出荷期間が18年2月8日~19年4月8日(使用期限は20年12月~22年3月)の12ロット、およびメトホルミン塩酸塩錠500mgMT「日医工」のうち、出荷期間が18年5月11日~19年5月28日(使用期限は20年12月~21年12月)の5ロット。

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乱用恐れある医薬品の販売ルール順守率改善

2020年9月16日 日経メディカル Online 医薬品

厚生労働省は2020年9月11日、2019年度「医薬品販売制度実態把握調査」の結果を公表した。薬局や店舗販売業の店舗において、乱用などの恐れがある第2類医薬品を複数購入しようとした際、「質問等されずに購入できた」店舗の割合は30.6%と、前年度調査より17.4ポイント減少した(2018年度は48.0%)。販売方法が不適切だった店舗の割合は、調査を開始した2014年度から年々増加していたが、今回初めて改善した結果となった。

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“自称”ペニシリンアレルギーの落とし穴

2020年9月15日 日経メディカル Online 医薬品

65歳男性。多剤薬物アレルギーが疑われ、精査目的で皮膚科を受診。「検査前に詳しく問診すると『小学生の時にペニシリンを使ったら皮膚が赤くなったことがある』とのこと。他の被疑薬については『クラビットを飲んだら便秘になったんです』などなど……。どうやら前医では副作用もアレルギー扱いされていたようだ。皮疹のエピソードもあるが再現性には乏しく、服薬しなくても皮疹が出現することもあるという。結局、皮膚テストや経口負荷試験はすべて陰性、慢性蕁麻疹の診断で退院となった」

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薬剤部の財産「薬学管理マニュアル」を作成!

2020年9月14日 日経メディカル Online 医薬品

病院内の様々な場所で薬剤師が活躍するためには、薬学的な知識とそれを活かした職能が求められます。しかし、薬学的な知識は多くの場合、属人的であり、同じ施設に同じ年数勤務している薬剤師であっても日々積んだ経験や勉強に対する姿勢、また学習方法によって様々であることが多いと思います。

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リリカの違和感は○○で解決!?

2020年9月4日 日経メディカル Online 医薬品

 では今度こそ、社内研修会のための準備会議も、2巡目に突入です~。(レッツゴー)社長「桜井クン、お手柄だったね(前回記事:バルプロ酸はハイリスク薬加算NG!?)。その勢いで桜井クンの2題目、お願いできるかな」桜井「ういっス。オレが選んだ処方箋はこれっス」西根「神経障害性疼痛の患者さん……ですかねぇ。かぜを引いてしまったんですね」桜井「そうっスね。腰から足のしびれで、リリカ(一般名プレガバリン)とサインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)、モーラスパップXR(ケトプロフェン)が処方されてて、この1年くらいずっとこの処方で続いてるっス」ボク「ん~……、幾つか確認したいことがあるんだけど……」

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キイトルーダの効能効果に食道癌が追加

2020年9月1日 日経メディカル Online 医薬品

 抗悪性腫瘍薬のキイトルーダ点滴静注(一般名ペムブロリズマブ[遺伝子組換え])の効能効果に「がん化学療法後に増悪したPD-L1陽性の根治切除不能な進行・再発の食道扁平上皮癌」が追加になり、加えて用法用量に「1回400mgを6週間間隔」が追加になりました。

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キイトルーダの効能効果に食道癌が追加

2020年9月1日 日経メディカル Online 医薬品

 抗悪性腫瘍薬のキイトルーダ点滴静注(一般名ペムブロリズマブ[遺伝子組換え])の効能効果に「がん化学療法後に増悪したPD-L1陽性の根治切除不能な進行・再発の食道扁平上皮癌」が追加になり、加えて用法用量に「1回400mgを6週間間隔」が追加になりました。

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ロキソプロフェン外用薬が第2類医薬品に

2020年8月26日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省は2020年8月25日、一般用医薬品のロキソプロフェンナトリウム水和物(外用薬)について、第1類医薬品から第2類医薬品への変更を官報告示した。現在販売されているロキソプロフェン外用薬は、ロキソニンSテープ、ロキソニンSテープL、ロキソニンSパップ、ロキソニンSゲルの4製品。

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セロクエルとセロクラールの取り違えに注意

2020年8月25日 日経メディカル Online 医薬品

 アステラス製薬(東京都中央区)とサノフィ(東京都新宿区)は2020年8月24日、抗精神病薬のセロクエル(一般名クエチアピンフマル酸塩)と、脳循環代謝改善薬のセロクラール(イフェンプロジル酒石酸塩)について、販売名類似による取り違えを注意喚起した。 12年に一度注意喚起を行ったが、その後も、処方時のオーダリングシステムでの誤選択や、調剤時の薬剤取り違え事例が発生。20年6月1日時点で25件の事例が日本医療機能評価機構のウェブサイトで報告されている。

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新薬13成分25品目を薬価収載

2020年8月20日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2020年8月19日の総会で、新薬13成分25品目の薬価収載を了承した(表)。8月26日に収載される。  吸入薬では、気管支喘息の配合薬であるアテキュラ吸入用カプセル(一般名インダカテロール酢酸塩・モメタゾンフランカルボン酸エステル)、およびエナジア吸入用カプセル(インダカテロール・グリコピロニウム臭化物・モメタゾンフランカルボン酸エステル)の収載が了承された。

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バルプロ酸はハイリスク薬加算NG!?

2020年8月18日 日経メディカル Online 医薬品

 ではでは、前回(ディレグラにあってムコダインにないのは?)の続きです~。(ルン)社長「西根さん、なかなかいい課題だったと思うよ。お疲れさま!じゃあ……次は、桜井クンの2題目かな」桜井「ういっス。でもその前に、オレ気付いちゃったっス!」社長「何かな?」桜井「さっきの西根さんの処方箋っス。これヤバいっス」西根「ヤバいって、何がですかぁ?」桜井「処方箋っていうか、調剤録っス」西根「調剤録?」桜井「ここっス。特定薬剤管理指導加算1、つまりハイリスク薬加算が算定されてるっス」ボク「ホントだ!これは、見落としてたよ」西根「え?どういうことですかぁ?」ボク「確かにバ

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ラミクタールのスターターパック、記載が削除

2020年8月17日 日経メディカル Online 医薬品

 抗てんかん薬・双極性障害治療薬のラミクタール錠25mg錠(一般名ラモトリギン)のスターターパックが2019年9月より順次販売中止となっており、添付文書20年6月改訂より、スターターパックの記載が削除されました。今後は、14錠(PTP)×10のみ販売継続となります。

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注目のOTC薬◆エアーサロンパスZ、コイクラセリド、ロートデジアイコンタクト

2020年8月17日 日経メディカル Online 医薬品

エアーサロンパスZは、スプレー式鎮痛消炎薬。ジクロフェナクナトリウムを1%配合し、鎮痛効果を発揮する。ロック式キャップレス仕様で手軽にワンタッチで噴霧でき、ロックをかけることで持ち運びの際の誤噴射を防ぐことができる。コイクラセリドは、さめ肌、二の腕や太もも等のざらつきなどに効果を発揮する漢方薬。ヨクイニン、カンゾウ、カゴソウを配合し、余分な熱を取って肌の炎症を抑え、肌を滑らかにする。ロートデジアイコンタクトは、スマートフォンやパソコンのブルーライトやコンタクトレンズの装着による、視界がぼやけるなどの目の疲れに効く。コンタクトレンズ装着中でも、外した後でも使用できる。

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OTC薬乱用に医療者は何ができるのか

2020年8月13日 日経メディカル Online 医薬品

 先日、一般用医薬品(OTC薬)の乱用に関する報告書について記事を書いた(関連記事)。OTC薬の適正使用に関する2019年度の厚生労働科学研究で、「濫用等の恐れがある医薬品」として国が指定している医薬品以外にも、市販のかぜ薬などの乱用の実態があることが報告された。 この「濫用等の恐れのある医薬品」とは、医薬品医療機器等法(薬機法)施行規則に基づき厚生労働大臣が指定したもので、以下の6成分を含む医薬品が該当する。

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ディレグラにあってムコダインにないのは?

2020年8月6日 日経メディカル Online 医薬品

 社内研修会のための準備を進めているボクたちですが、どうやら、西根さんも課題を用意できたようです。楽しみですね~。(ルン)西根「い、一応、用意はしてきたんですけどぉ、私のは課題というか、クイズみたいになっちゃうんですけど、いいですかぁ?」社長「クイズ!むしろそちらの方が、みんな楽しんで取り組めるかもしれないな」桜井「そうっス!オレ、クイズは得意っス」西根「あ、ありがとうございますぅ。では、こんな処方箋を用意してみましたぁ」桜井「フフっ、カンタンっスね!フェロ・グラデュメット(一般名乾燥硫酸鉄)で、レボフロキサシン水和物(商品名クラビット他)の効果が落ちるんで、ちゃんと2時間以

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販売制限ないOTC薬でも依存に

2020年8月5日 日経メディカル Online 医薬品

 このほど、一般用医薬品(OTC薬)の適正使用に関する厚生労働科学研究の2019年度報告書が公開された(外部リンク)。販売数量が制限されていない総合感冒薬(パブロン、エスタックなど)が依存対象となっていることや、OTC薬の依存重症度は覚醒剤などよりも高く、再使用率も高いことなどが明らかになった。 薬局と店舗販売業等へのアンケートでは、厚生労働大臣の指定する「濫用等のおそれのある医薬品」について、店舗販売業等は97.1%が取り扱っていたのに対し、薬局は33.8%だった。頻回・複数購入の経験があったのは、店舗販売業等は約20%、薬局は約1%だった。 報告書では「『濫用等のおそれのある医薬品』の適正販売に向けた

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複数の製薬会社がソフトバッグ製剤を自主回収

2020年8月3日 日経メディカル Online 医薬品

  2020年7月28日、共和クリティケア(神奈川県厚木市)が受託製造するソフトバッグ製剤に環境モニタリング試験の不備が発覚し、製造委託している複数の製薬会社が当該製品を自主回収(クラスⅡ)する動きが相次いでいる。

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「強欲」企業へのペナルティーは妥当なものか

2020年7月31日 日経メディカル Online 医薬品

 新しい医薬品や医療技術の多くが米国から日本に入ってくる。米国社会で起きている現象が日本に伝わることも珍しくない。しかし、米国を反面教師とし、絶対に真似をしてはならない…

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旭川市でドローンによる医薬品配送の実証実験

2020年7月22日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年7月18日および19日、アインホールディングス(札幌市白石区)、経済産業省北海道経済産業局、旭川医科大学、ANAホールディングスは、北海道旭川市、エアロセンス、トッパン・フォームズ、特別養護老人ホーム緑が丘あさひ園、日通総合研究所の協力の下、オンライン診療・オンライン服薬指導と連動した、ドローンによる処方箋医薬品の定温配送での非対面医療の実証実験を実施した。一連の実証実験は国内初の取り組み。

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院内の「当たり前」の環境を守るのが薬剤師

2020年7月20日 日経メディカル Online 医薬品

 2019年、セファゾリンナトリウム(商品名セファメジン他)をはじめ、様々な抗菌薬が相次いで供給不足となり、多くの医療機関で混乱が生じた。抗菌薬以外にも供給不安に陥る薬剤が相次ぎ、関係学会などから安定的な医薬品供給を求める強い要請が寄せられ、厚生労働省は20年3月、「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」を立ち上げた(関連記事:優先的に安定確保すべき医薬品の選定基準とは)。構成員である浜松医科大学医学部附属病院薬剤部教授・薬剤部長で日本病院薬剤師会の副会長である川上純一氏に、医薬品の供給困難時の病院薬剤師の対応や役割などについて聞いた(文中敬称略)。

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フルティフォームに小児の適応が追加

2020年7月13日 日経メディカル Online 医薬品

 気管支喘息治療薬のフルティフォーム(一般名フルチカゾンプロピオン酸エステル・ホルモテロールフマル酸塩水和物)に小児の適応が追加されました。これに伴い「9.7小児等」において、長期投与、5歳未満は臨床試験未実施等の注意が追記になっているので注意が必要です。バソプレシンV2受容体拮抗薬のサムスカ(トルバプタン)の効能効果に「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低ナトリウム血症の改善」が追加されました。

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先発品以外を拒否する患者さんの心情は

2020年7月9日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省が2020年6月18日に後発医薬品を含めた415品目の薬価基準を告示しました。政府の「2020年9月までに80%」とする後発医薬品使用目標の達成期限まで、あと約3カ月です。我々薬局スタッフも「後発医薬品調剤体制加算」の後発品置換率を下げないようにと新患者さんや先発品希望患者さんへの声掛けを強化しています。

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メマリーの重大な副作用に徐脈性不整脈が追加

2020年7月3日 日経メディカル Online 医薬品

 認知症治療薬のメマリー(一般名メマンチン塩酸塩)の重大な副作用に「完全房室ブロック、高度な洞徐脈等の徐脈性不整脈」が追加されました。抗悪性腫瘍薬のアバスチン点滴静注用…

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36学会、安定供給が必要な医薬品として418品目を選定

2020年7月1日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省は2020年6月26日、第2回医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議を開催し、36学会が安定供給に特に配慮が必要な医薬品と判断した418品目を公表した。 厚労省は20年4月24日、各学会に対して医療上必要不可欠であって、汎用され安定確保に特に配慮が必要な医薬品の選定を依頼。この背景には、19年1頃から周術期や治療等で必要不可欠な抗菌薬であるセファゾリンナトリウムが供給困難に陥り、代替の抗菌薬も相次いで供給不足となり、多くの医療機関で混乱が生じたことがある。また、抗菌薬以外にも、様々な要因により供給不安に陥る薬剤が相次ぎ、関係学会などから安定的な医薬品供給を求める強い要請が寄せられた。 さらに、

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レボセチリジン塩酸塩シロップに後発品登場

2020年7月1日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年6月は、大型の後発品が色々と登場しました。小児科領域での注目は、やはりザイザル(一般名レボセチリジン塩酸塩)シロップの後発品です。10社が申請し、5社は先発品と同じシロップ剤、残り5社はドライシロップ製剤でした(表1)。実は、先発品より先に後発品でドライシロップ製剤が登場することは、以前にもありました。例えば、ムコソルバンシロップ(アンブロキソール塩酸塩)、タベジールシロップ(クレマスチンフマル酸塩)、メプチンシロップ(プロカテロール塩酸塩水和物)などです。

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セレコックスやメマリーの後発品が薬価収載

2020年6月29日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省は2020年6月18日、後発医薬品など73成分415品目の薬価基準を告示した。6月19日付で収載した。 初収載された後発品は、抗炎症薬のセレコキシブ(先発品名セレコックス)、抗…

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温経湯を処方した患者のその後

2020年6月23日 日経メディカル Online 医薬品

Bさんには、下半身の冷えや唇の乾燥など、血が不足している「血虚(けっきょ)」証の症状も同時にみられたので、温経湯を服用してもらった。その結果、3カ月後には月経痛や月経前の頭痛が軽減してきた。貧血が改善されたため鉄剤の服用は中止となった。

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血瘀と“血液どろどろ”はどこが違う?

2020年6月22日 日経メディカル Online 医薬品

この日、蓮実の薬局を訪れたのは、35歳の女性Bさん。月経時の出血量が多く、疲労倦怠感や動悸など、貧血症状がある。婦人科で子宮筋腫が複数見付かり、最も大きい筋腫は直径6cmほどだという。「手術を勧められたが、出産したいので手術は受けたくない」と訴えた。

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腎細胞癌に有効な分子標的薬に新たな選択肢

2020年6月12日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年5月22日、抗悪性腫瘍薬カボザンチニブリンゴ酸塩(商品名カボメティクス錠20mg、同錠60mg)が発売された。本薬は3月25日製造販売が承認され、5月20日薬価収載されていた。適応は「根治切除不能または転移性の腎細胞癌」、用法用量は「成人、1日1回60mgを空腹時に投与。なお、患者の状態により適宜減量」となっている。 腎細胞癌(RCC)は、腎臓に発生する悪性腫瘍の90%近くを占め、10万人に約6人が発症すると言われている。好発年齢は70歳台で、男性の患者がやや多い傾向がある。RCCの治療は腎摘出術が基本となるが、腫瘍縮小効果を期待して、分子標的薬による術前補助療法も行われている。RCCに対する分子標的薬としては、血管新生を

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中枢神経系原発リンパ腫を治療する世界初のBTK阻害薬

2020年6月5日 日経メディカル Online 医薬品

2020年5月20日、抗悪性腫瘍薬チラブルチニブ塩酸塩(商品名ベレキシブル錠80mg)が薬価収載と同時に発売された。本薬は3月25日に製造販売が承認されていた。適応は「再発または難治性の中枢神経系原発リンパ腫」、用法用量は「成人、1日1回チラブルチニブとして480mgを空腹時に経口投与。なお、患者の状態により適宜減量」となっている。 中枢神経系原発リンパ腫(PCNSL)は、診断時に中枢神経系外に他の病巣を認めない中枢神経系に限局した悪性リンパ腫である。病理学的には、PCNSLの95%がB細胞性非ホジキンリンパ腫(B-NHL)サブタイプのびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に分類される。PCNSLの治療として、高用量のメトトレキサート療

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結局どこが違うの? 皮下注射と筋肉注射

2020年6月1日 日経メディカル Online 医薬品

こんにちは。外科病棟の看護師です。急性虫垂炎の患者さんから疼痛の訴えがあったので、医師の指示の下、ペンタジン1アンプルを筋肉注射しました。注射の後、先輩看護師から「今の針の角度と刺入した長さだと、皮下注射になっている可能性があるよ。皮下注射と筋肉注射の違いを勉強してきてね」と言われました。しかし、正直、違いがよく分かりません。

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より速い血糖降下作用を示す超速効型インスリンに新たな選択肢

2020年5月22日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年5月20日、超速効型インスリアナログ製剤インスリン リスプロ(商品名ルムジェブ注カート、同注ミリオペン、同注ミリオペンHD、同注100単位/mL)が薬価収載された。本薬は、3月25日に製造販売が承認されていた。適応は「インスリン療法が適応となる糖尿病」であり、用法用量は「成人に1回2~20単位を毎食事開始時に皮下注射するが、必要な場合は食事開始後の投与も可能。ときに、投与回数を増やしたり、持続型インスリン製剤と併用したりすることがある。維持量としては持続型インスリン製剤の投与量を含めて1日4~100単位。また、バイアル製剤は、必要に応じ持続皮下注入ポンプを用いて投与する」となっている。 現在、糖尿病治療におい

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注目のOTC薬◆リアップX5プラスネオ、メソッドASローション、キアガード

2020年5月20日 日経メディカル Online 医薬品

 リアップX5プラスネオは、ミノキシジルを含む7種の有効成分配合の発毛剤。1回使用量が簡単に計量できる使いやすい容器となっている。 メソッドASローションは、汗をかく部位のかぶれや痒みに効果を発揮する。抗炎症成分アンテドラッグステロイドを基準内最大量配合。殺菌成分なども配合しており、汗により雑菌が繁殖してかゆみの原因になることを防ぐ。広い患部にも塗り広げやすい、のびのよい乳液タイプの製剤。 キアガードは、天気(気圧)の変化などによる頭痛に効果を発揮する。有効成分は全身の水分代謝を整え、頭痛やむくみなどを改善する五苓散エキス。錠剤タイプで服用しやすい。

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高カリウム血症に国内初の非ポリマー無機陽イオン交換化合物

2020年5月15日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年3月25日、高カリウム血症改善薬ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物(商品名ロケルマ懸濁用散分包5g、同懸濁用散分包10g)の製造販売が承認された。適応は「高カリウム血症」、用法用量は「1回量を水で懸濁して投与する。成人、開始用量として1回10gを1日3回、2日間投与。なお、血清カリウム値や患者の状態により最長3日間まで投与可。以後は、1回5gを1日1回投与。なお、血清カリウム値や患者の状態に応じて適宜増減するが、最高用量は1日1回15gまで。血液透析施行中は、1回5gを非透析日に1日1回投与。なお、最大透析間隔後の透析前の血清カリウム値や患者の状態に応じて適宜増減するが、最高用量は1日1回15gまで」となっている。

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血栓・塞栓形成の抑制に第2の低用量アスピリン・PPI配合剤

2020年5月8日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年3月25日、アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩配合製剤(商品名キャブピリン配合錠)の製造販売が承認された。適応は「次の疾患または術後における血栓・塞栓形成の抑制(胃潰瘍または十二指腸潰瘍の既往がある患者に限る):(1)狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作、脳梗塞)、(2)冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後」、用法用量は「成人、1日1回1錠を経口投与」となっている。 本薬は、1錠中に血小板シクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)阻害薬のアスピリン100mgと、プロトンポンプ阻害薬(PPI)のボノプラザン(タケキャブ)10mgを配合した製剤

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エパデールT、第1類医薬品で官報告示

2020年4月28日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省は2020年4月15日、中性脂肪改善薬のイコサペント酸エチル(商品名エパデールT)を第1類医薬品に指定することを官報告示した。イコサペント酸エチルは19年4月に要指導医薬品から第1類医薬品に移行しているが、製造販売後調査が継続中だったため、調査の終了に伴い、19年12月の同省薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会でリスク区分の判断が行われた。評価結果を基に、20年3月に安全対策部会で、引き続き第1類医薬品に指定することが了承された。

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教えて! 点滴の滴下数を合わせるコツ

2020年4月27日 日経メディカル Online 医薬品

今年、看護師として働き始めましたが、点滴の滴下数が合わせられず、先輩看護師から「いつも点滴が合わせられてないよ。合わせられるように勉強してね」と言われます。先輩は、点滴速度の指示を見たらすぐにクレンメを操作して滴下数を合わせています。どうすれば、点滴の滴下数を合わせられますか? コツを教えてください。

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ビバンセカプセルの不要時返却について追加

2020年4月27日 日経メディカル Online 医薬品

 注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬のビバンセカプセル(一般名リスデキサンフェタミンメシル酸塩)の適用上の注意に「本剤が不要となった場合には、医療機関または薬局へ返却するなどの処置について適切に指導すること。」が追加されました。これは、覚せい剤取締法及び覚せい剤取締法施行規則等の一部改正に伴い、覚醒剤原料に区分されるビバンセの取り扱いが変更になったためです。

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リンヴォックなど9成分14品目を薬価収載

2020年4月25日 日経メディカル Online 医薬品

 厚生労働省は2020年4月22日、関節リウマチ治療薬であるリンヴォック(一般名ウパダシチニブ)や不眠症治療薬であるデエビゴ(レンボレキサント)、アトピー性皮膚炎治療薬のコレクチム(デルゴシチニブ)ほか、新薬9成分14品目を薬価収載した(表1)。4月8日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協)総会の了承を受けたもの。

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注目のOTC薬◆メンソレータムフレディCC1/同CC1A、メソッドCLローション、ハイチオールCプラス2

2020年4月22日 日経メディカル Online 医薬品

 メンソレータムフレディCC1は、錠剤タイプの腟カンジダの再発治療薬。1回の使用で効果を発揮するため、忙しい女性に薦められる。同CC1Aは、正しい位置に挿入でき、清潔で簡単に使用できるアプリケーター付きの製品。 メソッドCLローションは、頭皮などの痒み、湿疹に効く治療薬。垂れにくく、髪についても目立たない透明ローションタイプとなっている。 ハイチオールCプラス2は、L-システインが過剰なメラニン生成を抑制し、しみに効果を発揮する。また、エネルギー代謝を促進するため、全身倦怠の改善も期待できる。小粒でシュガーフリーのため服用しやすい。

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高齢者の“禁断の果実”、グレープフルーツ

2020年4月16日 日経メディカル Online 医薬品

中国の友人から「コロナ大丈夫ですか?とても心配しています」というメールを何回かもらいました。気遣いはとてもありがたいのですが、そもそも発生源である中国で、日本人に同情するような気持ちを起こさせるどんな報道がなされているのか……と思う今日この頃です。色々な活動自粛の中で、stay homeの時間が増え、本や記事を読む機会が増えました。その中で印象的だったのが、グレープフルーツの消費量が激減し、日本人のグレープフルーツ離れが進んでいるという内容の記事です。

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「医薬品の安全使用のための業務手順書作成マニュアル」改訂

2020年4月14日 日経メディカル Online 医薬品

 日本薬剤師会は2020年4月6日、「医薬品の安全使用のための業務手順書作成マニュアル(薬局版)」を改訂したことを各都道府県薬剤師会に通知した。これは、2018年12月28日に厚生労働省が公表した「医薬品の安全使用のための業務手順書作成マニュアル(平成30年改訂版)」において示された、薬局における業務手順書に反映することが望ましい事項を反映したもの。各薬局に対し、改訂版マニュアルを参考に、既存の手順書を見直すよう求めている。

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ゾフルーザの重大な副作用に虚血性大腸炎

2020年4月13日 日経メディカル Online 医薬品

 今回は、重大な副作用が追加となった薬剤が多数あります。・抗インフルエンザ薬のゾフルーザ(一般名バロキサビルマルボキシル):虚血性大腸炎・抗ヘルペスウイルス薬のゾビラックス他の後発品(アシクロビル[内服剤])、バルトレックス(バラシクロビル塩酸塩[内服剤]、「FFP」「PP」「わかもと」除く後発品):尿細管間質性腎炎・抗ヘルペスウイルス薬のアメナリーフ錠(アメナメビル):多形紅斑・抗癌薬のニンラーロカプセル(イキサゾミブクエン酸エステル):感染症・G-CSF製剤のグラン注射液、グランシリンジ(フィルグラスチム[遺伝子組換え])、ノイトロジン注(レノグラスチム[遺伝子組換え]):脾腫

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国内初、α2作動薬・CAI配合の緑内障点眼薬

2020年4月10日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年3月25日、緑内障・高眼圧症治療薬ブリモニジン酒石酸塩・ブリンゾラミド(商品名アイラミド配合懸濁性点眼液)の製造販売が承認された。適応は「他の緑内障治療薬が効果不十分な緑内障、高眼圧症」、用法用量は「1回1滴、1日2回点眼」となっている。

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日医工、15品目の自主回収を発表

2020年4月9日 日経メディカル Online 医薬品

 日医工(富山市)は2020年4月7日、血糖降下薬のグリメピリド錠1mg「日医工」や経口セフェム系抗菌薬のセファクロルカプセル250mg「日医工」、プロトンポンプ阻害薬のランソプラゾールカプセル15mg「日医工」など、計15品目の自主回収(いずれもクラスII)を開始したと発表した。一部対象製品については、効果発現が遅延する可能性や有効性低下の懸念などがあるものの、いずれも重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えられるとしている。

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リスミー錠1mg、一部ロットを自主回収

2020年4月8日 日経メディカル Online 医薬品

 共和薬品工業(大阪市北区)は2020年4月6日、睡眠誘導薬のリスミー錠1mg(一般名リルマザホン塩酸塩水和物)について、一部ロットの自主回収(クラスII)を開始したと発表した。

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子宮頸管を熟化させる国内初のプロスタグランジンE2経膣製剤

2020年4月3日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年1月23日、子宮頸管熟化薬ジノプロストン(商品名プロウペス膣用剤10mg)の製造販売が承認された。適応は「妊娠37週以降の子宮頸管熟化不全における熟化の促進」、用法用量は「1個を後膣円蓋に挿入し、最長12時間膣内に留置する」となっている。

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高尿酸血症に対する新規の尿酸排泄促進薬が登場

2020年3月27日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年1月23日、高尿酸血症治療薬ドチヌラド(商品名ユリス錠0.5mg、同錠1mg、同錠2mg)の製造販売が承認された。適応は「痛風、高尿酸血症」、用法用量は「成人に1日1回0.5mgから経口投与を開始し、その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する。維持量は通常1日1回2mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回4mg」となっている。

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3月31日に経過措置期限を迎える医薬品まとめ

2020年3月27日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年3月31日に、経過措置期限を迎える医薬品をまとめてみました。・インテバンSP(インドメタシン)が経過措置となることにより、インドメタシンの内服薬がなくなります。※ただし、プロドラッグであるインフリーカプセル、インフリーSカプセル(インドメタシン ファルネシル)は存在します。・バキソ坐剤、フェルデン坐剤:ピロキシカムの坐剤がなくなります。※軟膏剤、内服薬は存在します。・テルロン錠:テルグリド製剤がなくなります。

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去勢抵抗性前立腺癌を治療する3番目のアンドロゲン受容体阻害薬

2020年3月20日 日経メディカル Online 医薬品

 2020年1月23日、前立腺癌治療薬ダロルタミド(商品名ニュベクオ錠300mg)の製造販売が承認された。適応は「遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌」、用法用量は「成人に1回600mg、1日2回食後に投与。患者の状態により適宜減量」となっている。

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